三洋電機は10月25日、充電池「eneloop」の発売5周年を記念して限定のカラーパック「eneloop tones glitter(エネループ トーンズ グリッター)」を発表した。単3形「HR-3UTGA-8SL」、単4形「HR-4UTGA-8SL」それぞれに各8色のラメ入りカラーパックを追加する。発売は11月14日。単3形、単4形あわせて20万パックの限定数量モデルとなる。
eneloopの限定モデルは、2009年に8色展開の「eneloop tones」として発表している。商品は単3形のみで、数量は10万パック。発売当時は国内のみを対象に販売していた。
第2弾となる今回は、単3、単4形の2サイズをそろえ、数量も2倍になる20万パックを用意。あわせて欧州や中国向けに5万パックを販売する予定としている。
三洋電機モバイルエナジーカンパニー市販事業統括部統括部長の白井浩明氏は「eneloopは、約1500回の繰り返し使用、3年後でもパワー残存率約75%という自然放電抑制技術の搭載と、ほかの充電池に比べ圧倒的な差別化を図っている。限定数量モデルの第2弾となるeneloop tones glitterは、リモコンや電子手帳に使いたいというユーザーのニーズに基づき単4形をラインアップした。グリッターを施しインパクト感のある仕上がりになった」とコメントした。
eneloop tones glitterは、約1500回の繰り返し使用を実現する最新のeneloopを採用。三洋電機によると1世帯あたりのeneloop所有本数は単3形で6.6本、単4形で3.1本と多本化しているとのこと。カラー展開にすることで、充電済み、未充電など使い分けができるとしている。
本体には、ホログラム転写印刷を活用することで、ネイルのようなグリッター感を表現したとのこと。印刷の際はシルバー蒸着紙の上に、それぞれの色を印刷。最後にニスを印刷する段階でホログラムシートの原盤を押し付けるという方法をとっているとのことだ。
価格はオープンだが、店頭想定価格は単3形が2500円前後、単4形が2300円前後。「グリッターの印刷工程などコストはかかっているが、通常のeneloopと同等の販売価格にした」(白井氏)とのことだ。
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