マカフィーは10月19日、幅広い対象範囲に対応するセキュリティ脆弱性検査ソフトの最新版「McAfee Vulnerability Manager version 7.0」の提供を開始したと発表した。セキュリティ状態を視覚化して対策を優先付ける「McAfee Risk Advisor」などと組み合わせることで、業界初という統合リスク管理ソリューションを展開する。
最新版のVulnerability Manager 7.0では、新たにウェブアプリケーションのセキュリティ領域に対してより深く脆弱性をスキャンできる機能を搭載した。また、情報セキュリティ体制の構築時に必須となる負担が大きい作業、また担当者によるバラツキが生じやすい判断に関して自動化を行い、優先順位に基づいた作業のプロセスを構築するという。
最新の脆弱性情報を使用することで、情報資産の脆弱性を評価。定義されたルールに基づき、優先度を付けた対策を実施できるようにする。セキュリティ管理コンソール「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO)」の単一コンソールによる統合管理を実現することで、企業のセキュリティを強化しながら、セキュリティ運用コストを削減するとしている。ほかのさまざまな製品と連携することも可能だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス