UPDATE Logitechは米国時間10月6日、近日発売予定の「Google TV」対応「Logitech Revue」の全詳細を記者会見で明らかにした。Logitech Revueは、ケーブルボックスからYouTubeにいたるまでのすべてのコンテンツを、単一の統合インターフェースに統合することを目的とするセットトップボックスである。
Revueは、2010年10月末に定価300ドルで発売される予定で、6日から予約注文が始まった。Revueは、ソニーが発売予定のテレビとともに、新しいGoogle TVプラットフォームを統合するための最初の製品の1つとなる予定である。同製品の機能を、以下に紹介する。
Revue最大の注目点はもちろん、Google TVである。Google TVの基本的なセールスポイントは、Google.comに似た検索バーによってテレビコンテンツ全体を検索する機能である。検索バーは、常に画面上に表示され、オンラインビデオソースや、ケーブルおよび衛星ボックスからの番組を検索し、コンテンツを見つけ出す(現時点では、Google TVは、Dish DVR用のDVR番組のみを検索するが、Logitech関係者は、Dish以外のDVRとの互換性を将来的には搭載する予定であると述べた)。ビデオが元々、Netflixにあったか、ケーブルボックスにあったか、YouTubeにあったか、あるいはどこかのウェブサイトにあったかをユーザーは知る必要なく、どこにあろうとGoogleがそれを検索するというのがその概念である。
発売に際し、Revue/Google TVのソフトウェアは、YouTube、Amazon VOD、Netflix、Pandora、Napsterなど複数のストリーミングメディアサービスをサポートする。Googleは、米TBS、TNT、CNN、およびHBOとの提携を発表しており、カスタマイズされたウェブサイトという形態でサービスが提供される。HBOについては、加入者に「HBO Go」のサービスへのアクセスが提供される。
Google TVには発売時、Twitter、NBA、およびCNBC向けのアプリケーションも搭載される。Facebookも近い将来、これらに加わると思われる。2011年後半には、「Android Marketplace」もサポートされる予定であり、HDTVで「Android」アプリケーションが利用可能となる予定である。携帯電話向けアプリケーションは、テレビの大画面に合わせて拡大される予定で、Googleは開発者らが、Google TVプラットフォーム専用のアプリケーションの構築を開始することを期待している。
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