IDCは米国時間8月25日、2010年第2四半期の全世界におけるサーバの売り上げが前年同期より11%増加し、109億ドルとなったと発表した。これは2期連続の増加で、2003年以来最大の伸び率となるという。出荷台数も前年同期より23.8%増加した。
市場をリードしたのはローエンドのサーバで、売り上げが31.7%増加した。3期連続の成長となる。ミッドレンジサーバの売り上げは15.6%増加し、ここ9四半期で初めての増加となった。一方、ハイエンドサーバの売り上げは27.3%減少し、7期連続の低下となっている。
市場シェア1位となったのはHewlett-Packardで、32.5%のシェアを占めた。x86「HP ProLiant」サーバの需要が増えたため、4ポイント近く上昇した。第2位はIBMで、市場シェアは29.8%と数ポイント減少。「IBM Power Systems」と「IBM System z」が刷新を待たれて不振だったが、x86ベースの「IBM System x」サーバの需要は堅調だった。3番手にはDell、4番手にはOracleが続き、富士通が5番手となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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