欧州委員会でデジタルアジェンダ担当委員を務めるNeelie Kroes氏は、同委員会が2010年の春に、ネット中立性について一般の人々の意見を求めることを明らかにした。
Kroes氏はフランスの通信規制当局ARCEPが現地時間4月13日に開催したカンファレンスの席上で、インターネットは「本質的に中立性を備えたプラットフォームではない」と発言した。続けて同氏は、そのため、欧州の各規制当局は、インターネットサービスプロバイダー(ISP)が特定の種類のオンライントラフィックを優先させることを認めるのか、選択を迫られると指摘した。
欧州委員会がネット中立性に関する方針を作成するため、「2010年の夏が始まる前にパブリックコンサルテーションを立ち上げる」計画だと、Kroes氏は聴衆に語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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