日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月13日、デザイナーズ・コレクションの第3弾として、ヴィヴィアン・タムとのコラボレーションモデル「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」を発表した。
ヴィヴィアン・タムとのコラボレーションとしては、芍薬(シャクヤク)の花をモチーフにしたPCとして話題を呼んだ「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」(2009年2月発売)に続く第2弾で、今回のデザインのテーマは「Butterfly Lovers」。叶わぬ恋の果てに亡くなった2人が蝶になって結ばれたという中国版のロミオとジュリエットといわれる民間説話からデザインを興したものという。
本体はゴールドを基調にし、天板から付属のマウス、箱、マニュアル、Windowsの中に至るまですべてがButterfly Loversをモチーフにしたもの。Windows内は、壁紙をButterfly Loversにしただけでなく、ゴミ箱やマイドキュメントなどすべてのアイコンがButterfly Loversで統一されている。さらには、WindowsのスタートボタンにはおなじみのWindowsマークではなく、蝶が現れる。スタートボタンをクリックすると、蝶が羽ばたき、飛んでゆく姿が見られるなど、ヴィヴィアンの世界観がたっぷりと詰まったオリジナルモデルに仕上がっている。
HP Mini 210 Vivienne Tam Editionは、3月に発売した10.1型の液晶を搭載したミニノートPC「HP Mini 210」をベースにしたもので、CPUはHP Mini 210と同様にインテルAtomプロセッサ N450を採用。ただし、OSはWindows 7 StarterからWindows 7 Home Premium 32bit版に変更されている。また、メモリは2Gバイトを搭載し、量販店モデルは10.1型ワイドWSVGA(1024×600)で、HP Directplusモデルは10.1インチワイドHD(1366×768)と高解像度になっている。
価格は、量販店モデルが市場想定価格6万円程度で、HP Directplusモデルは6万3000円。
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