ソフトバンクモバイル、ソフトバンクテレコム、財団法人京都高度技術研究所、京都放送、ディレクターズ・ユニブ、頓智ドット、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズの7者は2月25日、iPhoneなどを活用した観光案内の実証実験を始めると発表した。実施期間は3月末まで。
これは、ソフトバンクテレコムが「ICT経済・地域活性化基盤確立事業」(「ユビキタス特区」事業)の実施テーマの1つである「携帯電話を活用した外国人ビジター調査、多言語観光ナビゲーションを可能とする携帯端末の貸出サービスの実証」を総務省から受託したことを受けて実施するもの。
活動内容は(1)ホテルでの多言語観光ナビゲーション端末の貸し出し、(2)地元企業によるニッチコンテンツの発掘、(3)ネット上での情報サービスの提供、(4)観光客動向調査――の4つ。
まず、外国人観光客の誘致のためにポータルサイトや動画サイト、iPhoneアプリ、ウェブパーツを使って情報発信する。 さらに、その場に行かないと情報を獲得できない仕組みを掛け合わせることで、利用者を観光地へと誘導する。具体的には、頓智ドットが開発したiPhoneアプリ「セカイカメラ」を使って街を案内するという。また、京都の歴史や文化などを紹介する「京都の窓」(京都はんなりガイド)をiPhoneなどの携帯端末に提供する。
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