NTTドコモは2月17日、立川ICTエコロジーセンター内の検証用データセンターで、サーバ用空調や電力設備の省エネルギー化を検証したところ、最大66%のCO2排出削減効果が得られたと発表した。
これはNTTドコモとNTTファシリティーズが共同で実施しているもの。2009年2月に始めた第1期検証では、商用ネットワークに導入する予定の省電力サーバ、空調設備、直流給電システムの組み合わせを最適化した結果、当初目標としていた50%を上回る大きな削減効果が得られたという。
3月1日からは第2期検証を開始する。サーバの処理付加に応じて処理能力を変える消費電力制御技術を備えた省電力サーバ設備を導入するほか、ICT設備の温度情報をリアルタイムで監視して空調を制御する技術などを取り入れ、さらなるCO2排出削減効果を検証するとしている。
第1期の検証結果については、iモードセンターをはじめとした通信設備や社内システムに適用していく方針だ。
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