フェイスは1月21日、コロムビアミュージックエンタテインメント(コロムビア)との資本業務提携を発表した。
フェイスは、アールエイチジェイインターナショナルエスエイより6650万3000株、リップルウッドニッポンコロムビアパートナーズ 2L.P.から1538万5000株の合計8188万8000株を取得。コロムビアの発行済株式のうち31.39%(議決権ベースで31.48%)を保有する筆頭株主となり、コロムビアはフェイスの持分法適用会社となる。株式譲渡は1月29日を予定。
フェイスは、携帯電話の「着信メロディ」を考案し実用化。音楽や動画などのコンテンツサービスをはじめ、医療や健康情報の配信、子会社ウェブマネーによる電子マネーの提供などを展開している。また、2009年秋には、新たなアーティスト発掘のしくみとして、テレビとインターネット、携帯電話を融合した音楽番組「MusicBirth+」を開始している。
今回の資本業務提携により両社は、音楽関連サービスの連携を軸に、映画、ショートコンテンツなどの映像関連事業やオンラインゲーム事業のほか、携帯電話、インターネットを活用したアーティストプロモーションなどにおいて、戦略的なパートナー関係を構築し、新たなビジネスの創出を目指すとしている。
なお、株式取得後も、コロムビアの業務運用体制に変更はないとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」