Googleが新しい検索結果ページの試験導入を始めた。結果と同時に表示される検索オプションの数が増えたほか、よりカラフルになり、ライバルの検索サイトが最近行った変更も取り入れられている。
この新しいユーザーインターフェース(UI)はまだテストの段階で、誰もがアクセスできるわけではなく、この1週間ほど一部のGoogle検索利用者に提供されている。米国時間11月25日には、Gizmodoが新しい検索結果ページを強制的に表示させる方法を伝えたため、今回、新UIのイメージをスクリーンショットで紹介することが可能になった。
最初に目にとまるのはページの左側に表示されるサイドバー部分だろう。ここにはGoogle検索のオプション機能が、フルカラーで常時表示される。従来は、検索結果ページの上部にある「検索ツールを表示」(Show options...)スイッチで切り替える必要があったほか、リンクの表示もGoogleではおなじみの青一色だった。また、ページの上部に表示される検索語を入力する部分についても、従来は灰色だった「検索」ボタンが、大きめの青いボタンに置き換えられている。
Googleのバイスプレジデントで検索製品およびユーザーエクスペリエンスを担当するMarissa Mayer氏は、11月19日付のSearch Engine Landの記事で、検索結果ページについて、新しい要素が追加されたことでGoogleの検索結果表示には矛盾点が生まれており、今回のUI刷新はそれを解消するものだと説明している。しかしそれだけではなく、検索結果のソート方法や表示に関しては、YahooとMicrosoftが行ってきた結果表示ページにおける新たな取り組みに似た部分もある。
Googleの新インターフェースについて、意見を寄せて欲しい。ただし、あらかじめ断っておくと、Gizmodoが説明している方法を行ったところ、CNETスタッフの一部には一時的な問題が生じた(数度の再読み込みでこの問題は解決した)。Googleはこの新しいページを数週間テストした上で、すべての利用者に公開する最終版を決定する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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