エヌ・アンド・エフとセーラー万年筆は11月17日、ガラス製の音楽CD事業に関して業務提携し、新規参入すると発表した。ガラス基板を用いたCD「Extreme HARD GLASS CD」を提供する。
Extreme HARD GLASS CDは2006年9月に、エヌ・アンド・エフとトエミ・メディアにより共同開発された音楽CD。通常の音楽CDに用いられているポリカーボネイト素材に比べ、温度、湿度によるディスク形状が変化せず、リニアリティの良い高音質を再現できるなどのメリットを持つという。
セーラー万年筆では、Extreme HARD GLASS CDの生産を担当。DVDなどディスク基盤の設計・製造を手がけるロボット事業部が、ハンドメイドで製造にあたるという。
すでに、ヨーロッパの録音エンジニアからオーダーも受けているとのこと。日本では、エフ・アンド・エヌが提供する音楽レーベル「fine NFレーベル」作品を、Extreme HARD GLASS CDとして製造することが可能。特製アクリルケース入りで1枚9万8700円にて販売する。受注は1枚からでも受け付ける。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス