オープンソースのデータベース企業MySQLの元最高経営責任者(CEO)で、同社がSun Microsystemsに買収されてから約1年後に会社を去ったMarten Mickos氏が、客員起業家(Entrepreneur In Residence:EIR)としてBenchmark Capitalに加わったことが判明した。
「わたしがBenchmark Capitalを気に入っている理由は、『起業家にとって何が最良か?』を常に問いかけ、大きなことを考えているからだ」とMickos氏は米国時間9月29日にTwitterでつぶやいている。
Benchmark Capitalの側もMickos氏を称賛している。Benchmark Capitalは自社サイトで「Mickos氏は世界を揺るがすビジネスを築く人物だ。MySQL ABのCEOを務めた7年間に、Mickos氏はガレージを仕事場にしていた新興企業を、世界第2位のオープンソース企業に育て上げた」と同氏を紹介している。
Mickos氏は2001年にMySQLに加わり、2008年にSun Microsystemsに買収される間も会社にとどまったのち、2009年3月末にSunを去った。Mickos氏は、新興のクラウドコンピューティング企業RightScaleの取締役を務めるほか、メールソフト「Thunderbird」の開発に取り組むMozilla Messagingの理事でもある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」