Oracleは「Java SE」と「Java for Business」に対する大型アップデートを公開した。このアップデートでは、悪用されると対象のコンピュータを完全に乗っ取られる可能性のある、29件の脆弱性を修正する。
Oracleによれば、これらの脆弱性のうち28件が、認証なしで(ネットワーク経由でユーザー名とパスワードの入力する必要なしに)リモートから悪用可能なものだという。このアップデートは、Windows、Linux、Solarisのユーザー向けに提供されている。AppleのMac OS Xにも脆弱性があるが、同OS向けのセキュリティアップデートは数カ月間後になるのが一般的だ。
Oracleのアドバイザリによれば、29件の脆弱性のうち15件が、脆弱性を評価するCVSSレーティングで最大の数値である10.0を与えられている。
攻撃が成功した場合の危険が大きいことから、Oracleは影響を受けるユーザーに対して、このパッチを「できる限り速やか」に適用することを強く推奨している。
このリンクから、自分のマシンにインストールされているJava環境が最新かどうかを確認できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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