10月22日、Windows 7がいよいよ発売となった。滑りだしが好調と言われるWindows 7は、Windows Vistaからどのように変わったのだろうか。今回は発売されたばかりのWindows 7 Ultimateを使用し、レビューした。
大きく変わった点はタスクバーの動作だ。従来は開いたウインドウの分だけタスクバーを使っていたが、7ではクイック起動と統合されたようなものとなり、設定したプログラムは常時表示するとともに複数のウインドウが開いていた場合でも統合されてバーに1つだけ表示される。
たとえばエクスプローラでフォルダを2つ開いていた場合、タスクバー選びたいウインドウのフォルダにマウスを乗せて一呼吸置くとサムネイルが表示されるので、見たいウインドウを選ぶ。サムネイルが表示できないほどウインドウが多いときはラベルのみ表示されるので、そこから選べる。
タスクバーのアイコンのプログラムを開いていないときは、マウスオーバーで履歴が表示され、作業していたファイルがすぐ参照できるというデザインだ。
また、追加された操作は、マウスをタスクバーの右端に置くと、すべてのウインドウが透明化される「Aero プレビュー」だ。たとえばガジェットの時計を見たいときなどに活用できる。さらにクリックすれば、Vistaまではクイック起動にあった「最小化」ができる。
ウインドウをドラッグしたまま上まで持っていくとウインドウが最大化、左右のどちらかの端まで持っていくとちょうど全体の半分のサイズのウインドウになる「スナップ」も新機能だ。
そのほかの主な新しい操作は、選択しているウインドウ以外を非表示にする「Aero シェイク」。ウインドウをドラッグしたまま左右にシェイクすると選択していないウインドウが最小化される。もう一度ウインドウをマウスで掴んでシェイクすると元に戻る。
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