朝日インタラクティブは2月18日、2020年を見据えたテクノロジのカンファレンス「CNET Japan Live 2016 Target 2020~テクノロジーがもたらすパラダイムシフト~」を開催した。展示会では、インターネットドメインの管理、販売事業を展開するインターリンクが、レジストリとして管理している新gTLD「.moe」「.earth」「.osaka」に関する展示を行った。
インターリンクは、希望のドメインをオンラインサインアップで登録できる「ゴンベエドメイン」を展開しているほか、トップレベルドメイン(gTLD)を管理するレジストリとして「.moe」「.earth」「.osaka」を管理・販売。ドメイン事業部シニアアカウントマネージャーの横山綾子氏によると、2014年に受付を開始した「.moe」は登録数が3000件を超え、そのうち7、8割が海外からの申込だという。また、「.osaka」については収益の50%を大阪における子ども向けインターネット教室や啓発活動などを通じて地域に還元している。
横山氏によると、ドメインの国際管理団体であるICANNが2012年から認可を開始した新しいトップレベルドメイン(新gTLD)は、日本においてまだ認知が十分に拡がっていないとのこと。今回の展示会も含め、今後さまざまな啓蒙活動を通じてドメインの自由度が拡大していることへの理解を得ていきたいとしている。
「日本では依然として、『.jp』や『.com』以外は知らないという企業、ユーザーは多い。新しいドメインが出てきたことで、ドメインにおける選択肢が拡大していることへの認知を拡大していきたい。例えば、企業向けには企業名TLD(企業名をトップレベルドメインにしたもの)の申請もサポートしており、自社でドメイン管理ができれば、安全性の向上など選択肢が拡がる。2020年に向けて、ドメインについてもっと理解を深めてもらう活動を進め、新しい世界を作っていきたい」(横山氏)。
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