「電子書籍は“紙”の敵か味方か?」ネット配信が音楽CDの売上を低下させたように、出版業界の崩壊をもたらす悪魔なのか。それとも、デジタルネイティブを読書の楽しみに誘う天使なのか――電子書籍の技術とビジネスの双方に通じたオピニオンリーダーが、思いつきとやっかみ、偏見にまみれた 既存の議論を蹴散らし、グローバルな「常識」を踏まえた、「正しい」電子書籍論のあり方を提示する。