いい名前を持ちながら期待はずれに終わるテクノロジー製品はガジェットだけではない。AppleのエバンジェリストだったGuy Kawasaki氏が作った「社会的情報」(例えばゴシップ)のサイト、Truemorsを考えてみよう。この賢い名前を持ったサイトは(訳注:Truemorsという名前は、真実を意味するtrueと、噂を意味するrumorsの組み合わせになっている)、Kawasaki氏の人を呼び寄せるスター的な力によって、かなりの活気を作り出した。このサイトのコンセプトは、名前同様なかなかいいものだ。ちょっとした情報を送り出すと、Truemorsのユーザがその噂を本当だと思うかどうかにしたがって、それにランク付けをする(Diggのように)。このサービスは興味深く面白いものになるはずだった。だが、Truemorsはほとんどすぐにスパムで埋まってしまった。ブロガーは焦点が絞られていないと批判した。そして、Kawasaki氏はどうやってこのサイトを乏しい予算でまとめあげたかということばかり話していた(ひどいのは仕方ないだろう、安いんだから)。あまり賢かったとは言えない。
提供:Truemors.com