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Web 2.0の挑戦者:健康関連情報のコミュニティ基盤を提供するMDJunction

2007/07/24 08:00
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MDJunctionのRoy Levがメールでのインタビューに応じてくれた(2007年5月20日)。

MDJunctionはどのようなサービスを提供するWebアプリケーションですか。

 MDJunction.comは役立つことをするのを目的とするサイトです。健康に関するコミュニティとオンラインサポートグループが集まる場をつくっています。

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このプロジェクトを始めたきっかけは何ですか。

 1年ほど前、友人の母親が乳がんと診断されたためネット上で情報や支援を検索しました。情報サイトやメーリングリストはたくさん見つかりましたが、患者のコミュニティはありませんでした。自分と同じ立場の人と友人になり、話をしたり経験を分かち合ったりする場のことです。

MDJunctionの運用や拡張にどのくらいの時間を割いているのですか。本業はお持ちですか。

 今までは、わたしもパートナーのAlonもMDJunction.comを副業としていました。2人とも本業が別にあり、仕事以外の時間のすべてを一緒に過ごしていました(この機会は妻に許しを請う絶好のときかもしれません)。今年に入り、このプロジェクトを本業にすることを決意しました。最近、複数の方から将来的な投資についての提案をいただいているので、実際にこれで生計を立てていけるかもしれません。

スタッフは何人くらいいるのですか。 また、あなたの経歴をお聞かせください。

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 フルタイムの社員が2名。シリコンバレーのさまざまな会社で研究開発畑を10年間歩んできたAlon Rachimeと、わたし(Roy Lev)です。わたしはIT分野の営業を10年間やっています。そのほかに、フリーランスで仕事をしてくれている素晴らしい仲間が6名います。

あなたの設計哲学は何ですか。

 まずやってみる、結果を見て、またやってみる:-)
シンプルさ、魅力、親しみやすさを維持する努力をしています。常に会員のフィードバックを求め、基本理念を維持しつつ会員の声に基づいて行動します。

どのようなテクノロジを使用しているのですか。

 わたしたちはオンラインのインターネットコミュニティで、テクノロジは目的を達成するための手段であって、目的にはなり得ません。でも質問をいただいたのでお答えすると、最も多用しているのはPHPです。

ユーザーやコミュニティから最もリクエストの多い機能は何ですか。

 サポートグループの数を増やすこと。会員やビジターから、自分のニーズに合う新しいサポートグループの設置を希望する内容のEメールを毎日いただいています(現在この拡張に取り組んでいます)。

MDJunctionのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも広く分散していますか。

 対象はアメリカ全土です。健康上の問題に地域性はありませんから。オンラインサポートグループの大きな利点のひとつは、いわゆるオフラインのサポートグループでは見つけにくいような地方の人々の参加を得ることができる点だと思います。

半年後に、あるいは2年後に、MDJunctionはどうなっていると思いますか。

 サポートグループの数が増え、活動中の全サポートグループの会員数も増えていると思いますが、われわれの将来は会員たちが自然と決めてくれるでしょう。

 インターネット業界での最近の成功例はコミュニティに関するものが多く、これまでのところ、健康関連の大きなコミュニティはありません。これから3年のうちに同様のコミュニティが10個ほど出てくるでしょう。ですから、その中でナンバー1のコミュニティになりたいと思っています。このビジネスの初期ラウンドが終わるまでにはこの目標に近づけると思います。

プロジェクトを成功させるうえで最も難しいことは何ですか。

 このコミュニティを、会員の生活にとって真に前向きな意味のある場に育て上げることです。

eHubについて

Emily Chang氏が日頃使ったり魅力を感じたり注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストがeHubである。Chang氏はネットワークに毎日アクセスし、ネットサーフィンや検索、電子メール、RSSリーダー、SMSなどで何かを見つけたときに、随時リストを更新している。Chang氏が特に関心を寄せているのは、次世代ウェブ(ウェブ 2.0)、Ruby on Rails、Ajax、ブログ、ロケーションマッピング、オープンソース、フォークソノミー、タギング、デザイン、デジタルメディアの共有だという。そのため、eHubにはそういう視点が反映されている。

eHubが当初の意図を超えて成長するきっかけとなったのは、Chang氏とMax Kiesler氏によるウェブ 2.0アプリケーションサービスの開発者へのインタビューeHub Interviewsチャネルが追加されたことだ。Chang氏とKiesler氏は、サンフランシスコにあるウェブデザインコンサルタント会社Ideacodesの共同創始者兼代表者である。CNET Japanでは、eHubを運営するEmily Chang氏の了解の下、eHub Interviewsを翻訳していく。

筆者Emily Chang氏について

Emily Chang氏は、数々の賞を受賞したウェブインタラクションデザイナー、技術戦略家で、Max Kiesler氏と共同で設立したサンフランシスコのウェブコンサルタント企業Ideacodesの代表者である。ウェブとユーザーエクスペリエンスに関するデザインや技術、次世代ウェブについてのサイトEmilyChang.comの筆者であり、人気のウェブ 2.0リソースであるeHubの作成者でもある。同氏によればeHubとは、日頃使って魅力を感じたり、注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストなのだという。

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