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Web 2.0の挑戦者:ウェブコンテンツ集約型のオンラインデスクトップPageflakes

2006/10/17 08:00
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 PageflakesのChristoph Janzがメールでのインタビューに応じてくれた(2006年2月6日)。

Pageflakesはどのようなサービスを提供するWebアプリケーションですか。

 Pageflakesは個人用にカスタマイズ可能なオンラインデスクトップで、ニュースやブログを読んだり、電子メールをチェックしたり、ウェブの検索を行ったり、del.icio.usやFlickrのようなさまざまなサービスを利用したりといったことを、どのコンピュータからも同じように便利に実現するものです。日常的に目にする情報や日々発生するニーズをひとつに集めたもので「ウェブをあなたの指先に」がわれわれのスローガンです。

このプロジェクトを始めたきっかけは何ですか。

 最も大きかったのは、Ajaxの台頭とRSSで配信されるコンテンツの爆発的な普及、オープンAPIの増加です。コンテンツの配信が広く一般的になったことで、驚くほど多様なコンテンツやサービスを、ユーザーの個人用ページに詰め込むことができるようになりました。そして、Ajaxによって、デスクトップのような感覚で利用できるようになりました。

Pageflakesの運用や拡張にどのくらいの時間を割いているのですか。本業はお持ちですか。

 Pageflakesはわたしの昼の仕事(day job)で、夜の仕事(night job)でもあります。

スタッフは何人くらいいるのですか。また、あなたの経歴をお聞かせください。

Pageflakesスタッフ

 中心になるチームは5人です。Omar AL Zabirは共同創立者兼技術者で、Microsoft MVPのメンバーです。彼は10歳でプログラミングを始めました。その後、彼はバングラディシュやアメリカなどの大企業数社で働いていました。Ole Brandenburgは共同創立者でマーケティングと事業開発を担当しています。1999年にドイツのオークションサイトalando.deを共同設立し、わずか数カ月後にはそれをeBayに売却しました。eBay Germany、Dooyoo、Bertelsmannやその他の企業で働いた経験があり、消費者マーケティングに長けています。Shahed Khanはサーバサイドの開発者で、Shahedul Huq Khandkarはモジュールの開発者です。2人とも本当に優秀で、ウェブ技術について長い経験を積んでいます。わたし自身はPageflakesの共同創立者で、製品管理とマーケティングを担当しています。わたしは1997年に当時先発だった価格比較サービスサイトDealPilot.comを共同で設立しました。このサイトはその後Shopping.comに合併されています。

あなたの設計哲学は何ですか。

 たまにしか使わないユーザーは簡単に利用できるようにし、上級ユーザーには「機能の多さ」で困らせないようにしながら必要な機能を提供することです。始めるときには簡単に、使い込むほど多くを発見できるようにしています。

どのようなテクノロジを使用しているのですか。

 Atlasのウェブプロキシ機能を利用しています。それ以外はすべてJavaScriptで自ら開発したものです。サーバサイドでは、ASP.NET 2.0を使っています。サードパーティー開発者に対しては、なるべく柔軟性のあるフレームワークを提供しており、できるだけ開発者が自分で選んだツールや技術を使えるようにしています。モジュール(「フレーク」と呼んでいます)を開発する際には、PHPとJSP、ASP.NETを利用でき、作業にはVisualStudio.NETなどのIDEを使えます。

ユーザーとのコミュニケーションがあるようであれば、ユーザーやコミュニティから最もリクエストの多い機能を教えてください。

 まだあまりユーザーとのコミュニケーションはありません。現在はまだ、開発者向けリリースを出しているだけです。

Pageflakesのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも広く分散していますか。

 最初は主に英語圏の利用者になるでしょうが、特定の地域に縛られているわけではありません。

半年後、あるいは2年後に、Pageflakesはどうなっていると思いますか。

 半年後には、大量のイノベーションが起きていると思います。2日に1回は小さな改良や新しいフレークのリリースを行っていく予定です。サービスの向上以外では、サードパーティー開発者と利用者を増やすことに集中します。2年後については、願わくば、Pageflakesを先進的で最も人気のある個人向けスタートページにしたいですね。しかし、ご存じのとおりインターネットビジネスの世界では2年間というのは永遠に近い時間ですね。

eHubについて

Emily Chang氏が日頃使ったり魅力を感じたり注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストがeHubである。Chang氏はネットワークに毎日アクセスし、ネットサーフィンや検索、電子メール、RSSリーダー、SMSなどで何かを見つけたときに、随時リストを更新している。Chang氏が特に関心を寄せているのは、次世代ウェブ(ウェブ 2.0)、Ruby on Rails、Ajax、ブログ、ロケーションマッピング、オープンソース、フォークソノミー、タギング、デザイン、デジタルメディアの共有だという。そのため、eHubにはそういう視点が反映されている。

eHubが当初の意図を超えて成長するきっかけとなったのは、Chang氏とMax Kiesler氏によるウェブ 2.0アプリケーションサービスの開発者へのインタビューeHub Interviewsチャネルが追加されたことだ。Chang氏とKiesler氏は、サンフランシスコにあるウェブデザインコンサルタント会社Ideacodesの共同創始者兼代表者である。CNET Japanでは、eHubを運営するEmily Chang氏の了解の下、eHub Interviewsを翻訳していく。

筆者Emily Chang氏について

Emily Chang氏は、数々の賞を受賞したウェブインタラクションデザイナー、技術戦略家で、Max Kiesler氏と共同で設立したサンフランシスコのウェブコンサルタント企業Ideacodesの代表者である。ウェブとユーザーエクスペリエンスに関するデザインや技術、次世代ウェブについてのサイトEmilyChang.comの筆者であり、人気のウェブ 2.0リソースであるeHubの作成者でもある。同氏によればeHubとは、日頃使って魅力を感じたり、注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストなのだという。

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