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Web 2.0の挑戦者:相乗り通勤マッチングサービスPooln

2006/09/19 08:00
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 PoolnのBen Engebrethがメールでのインタビューに応じてくれた(2006年2月9日)。

Poolnはどのようなサービスを提供するWebアプリケーションですか。

 Poolnはソーシャルネットワークを使った相乗り通勤のマッチングツールです。ソーシャルネットワークに地理情報をプラスして、相乗り通勤をする相手を探そうというアイデアです。

このプロジェクトを始めたきっかけは何ですか。

 既存の相乗り通勤に関するウェブベースのサービスは、みないろんな理由で不十分でした。多くのサービスは、自宅と勤務先の郵便番号を利用するのですが、相乗りで通勤するパートナー候補のリストを、余分に必要になる運転の量を最小化するように並び替えることができませんでした。また、ソーシャルネットワーキングの仕組みを利用しているものはひとつもありませんでした。

Poolnの運用や拡張にどのくらいの時間を割いているのですか。本業はお持ちですか。

 メンテナンスや機能の追加は、リクエストがあったときや、何かこのサイトを使いやすくしたり効率的にしたりできる可能性のあるアイデアを思いついたときにやっています。使いやすくすることと効率化することは多くの場合同じことですが。わたしには本業や他のプロジェクトもあるので、フルタイムでPoolnに取り組んでいるわけではありません。生活をまかなう必要もありますし、Poolnにフルタイムで取り組んでもそれだけで食べられるわけではありませんから。

スタッフは何人くらいいるのですか。また、あなたの経歴をお聞かせください。

 スタッフはわたしひとりです。わたしの専門は理工学(航空宇宙工学)です。わたしは(少なくとも現時点では)ちょうど航空宇宙工学エンジニアとしての仕事を終えたところです。11月からは、ニューヨーク市にあるEyebeam(芸術と技術に関するシンクタンク)で1年間の研究開発特別研究員として働き始める予定です。

あなたの設計哲学は何ですか。

 シンプル、直感的、エレガントです。少なくとも、それがわたしが理想としているものです。

どのようなテクノロジを使用しているのですか。

 このサイトでは、ユーザーの場所に関する情報の収集と更新にRSSフィードを使っています。例えば、郵便番号90026の地区に住んでいて、郵便番号90036の地区で働いている人がいるとしましょう。登録時点では、その人と相乗り通勤するのに適した人がまだいないかもしれません。チェックしておく特定の郵便番号の組み合わせを登録することで、通勤経路が合う人が現れた際にはRSSを利用して知ることができます。

ユーザーやコミュニティから最もリクエストの多い機能は何ですか。

 機能に関するリクエストはそんなに多くはありません。これをこうすればもっと簡単になるとかはっきりするとか、そういう提案はたくさんいただいています。変更した方がいい点は何度も指摘されるものなので、すぐに分かります。成功するサイトを持つには、ユーザーのフィードバックが非常に重要です。Poolnが大きくなるにつれて、より多くのフィードバックが得られればいいと願っています。

Poolnのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも広く分散していますか。

 設計上分散しています。相乗り通勤用のサイトを成立させるには、ある程度のユーザーの密度が必要になります。ユーザーの数が多くなるに従って、ソーシャルネットワークの役割が重要になります。わたしには全国のいたるところに友人がいますが、もし選択肢や情報さえあれば、彼らが相乗りする相手は完全な他人よりはわたしの友人の友人であればいいなと考えています。

eHubについて

Emily Chang氏が日頃使ったり魅力を感じたり注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストがeHubである。Chang氏はネットワークに毎日アクセスし、ネットサーフィンや検索、電子メール、RSSリーダー、SMSなどで何かを見つけたときに、随時リストを更新している。Chang氏が特に関心を寄せているのは、次世代ウェブ(ウェブ 2.0)、Ruby on Rails、Ajax、ブログ、ロケーションマッピング、オープンソース、フォークソノミー、タギング、デザイン、デジタルメディアの共有だという。そのため、eHubにはそういう視点が反映されている。

eHubが当初の意図を超えて成長するきっかけとなったのは、Chang氏とMax Kiesler氏によるウェブ 2.0アプリケーションサービスの開発者へのインタビューeHub Interviewsチャネルが追加されたことだ。Chang氏とKiesler氏は、サンフランシスコにあるウェブデザインコンサルタント会社Ideacodesの共同創始者兼代表者である。CNET Japanでは、eHubを運営するEmily Chang氏の了解の下、eHub Interviewsを翻訳していく。

筆者Emily Chang氏について

Emily Chang氏は、数々の賞を受賞したウェブインタラクションデザイナー、技術戦略家で、Max Kiesler氏と共同で設立したサンフランシスコのウェブコンサルタント企業Ideacodesの代表者である。ウェブとユーザーエクスペリエンスに関するデザインや技術、次世代ウェブについてのサイトEmilyChang.comの筆者であり、人気のウェブ 2.0リソースであるeHubの作成者でもある。同氏によればeHubとは、日頃使って魅力を感じたり、注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストなのだという。

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