Web 2.0の挑戦者:ソーシャルブックマーキングとショッピングの融合サイトStylehive - (page 2)

文:Emily Chang 翻訳校正:吉井美有2006年07月12日 08時00分

Stylehiveのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも分散していますか。

Stylehiveが世界中で使用されようになることを目指しています。

半年後に、あるいは2年後に、Stylehiveはどうなっていると思いますか。

電子メールや検索やチャットがそうであったように、Stylehiveのようなブックマークサイトもインターネットアプリケーションの1つとして定着すると確信しています。ソーシャルブックマーキングは、最終的には、メールと同じくらい自然な存在になるでしょう。ユーザーどうしが協力して情報を共有したり、他の人のお勧めの商品を検索したりするための手段になっていくと思います。

プロジェクトを成功させるのに最も難しいことは何ですか。

現時点では、Stylehiveはかなり複雑なアプリケーションで、この状態は主にパワーユーザーを意識した結果です。目的を達成するには、多くの人に活用してもらえる機能を提供する努力が必要です。

Stylehiveを次の段階に進めるためには何が必要ですか。

業界のリーダーたちにどんどん参加してもらう必要があります。こうした人たちにわれわれの用意したツールがいかに使いやすく、またStylehiveのような場所がいかに彼らのビジネスにとっても有効であるかを見てもらう必要があります。

Stylehiveの基盤となるビジネスモデルがあるとすれば何ですか。

大半は広告収入です。

差し支えなければ1日の平均アクセス数を教えてください。

まだ稼働したばかりですから、半年後にもう一度聞いてください!

Stylehiveについて最も優れていると自認する点は何ですか。

ショッピングをする人たちのためのブックマーキングツールとしては最高だと思っています。いくつかの優れた機能を組み合わせ、細かい点にも気を配っています。世界中の人たちがこのサイトを見て楽しんでくれればと思います。このサイトで自分のブックマークを作成して、その品質とインテリジェンスに満足したら、是非自慢してください。われわれも、Stylehiveがインターネット上の消費者にもたらしたものを誇りに思います。

Webで現在起こっているシフトを若い人たちに向けてどのように説明しますか。

Webの方向性は今までと変わらないと思います。Webは一貫して、個々の独立したノードではなくそれらがつながったネットワークとしての方向に向かっています。インターネットは、接続すれば必要なものは何でも得られるという究極の目標に向かって進んでいます。Web2.0は、そうした大きな方向性の中のごく一部の動きです。これからはユーザーはほとんど何も用意しなくても、ネット上の膨大なリソースに接続してその恩恵を受けることができるようになるでしょう。

ご自身のサイト以外に毎日どのようなサイトにアクセスしていますか。

Google、Gmail、Jotなどです。あ、もちろんemilychang.comはわたしのお気に入りです。

睡眠時間はどのくらいですか。

7時間です。前の晩にワインを飲んだかどうかにもよりますが。

メールでのインタビューに応えてくれたStylehiveのCEO、Michael Carrier氏に謝意を表する。

【参考情報】StylehiveはeHub Interviewsを企画したIdeacodesのEmily ChangとMax Kieslerのクライアントである(2人はStylehiveの設計者でもある)。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]