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本日の主要記事
Web 2.0の挑戦者:家族のためのソーシャルサイトAmiglia
Amigliaは家族のためのソーシャルソフトウェアサイトで、写真の共有と家系図の作成用のアプリケーションサービスを提供している。
Amiglia.comの創設者Paul Berry、Milena Berry夫妻がメールでのインタビューに応えてくれた(2006年5月8日)。
--Amigliaはどのようなサービスを提供するWebアプリケーションですか。
Amigliaは家族のためのソーシャルソフトウェアサイトです。主なサービスは写真の共有と家系図の作成です。
--このプロジェクトを始めたきっかけは何ですか。
現在のソーシャルソフトウェアはとても偏っていると思います。この市場はFriendsterとFlickrでほぼ独占されていますが、どちらも基本的には流行に敏感な若い人たちが友人を作ったりデート相手を探したりするような場所です。家族は興味深い人間関係であり、結びつきも強いのですが、若い人たちと同じように適度なプライバシーと他者からの分離性を必要としていました。
--Amigliaの運用や拡張にどのくらいの時間を割いているのですか。本業はお持ちですか。
Milenaとわたしはどちらも昼間は別の仕事をしています。わたしは時価総額十数億ドルの上場企業でIT部門のマネージャーを務めています。職業柄、新しい技術には日常的に触れています。それがAmigliaの大きな利点になっていると思います。Milenaはロボット工学を教えるかたわら、新興インターネット企業のコンサルタントを務めています。今はAmigliaに夢中なので、時間を見つけては作業をしていますね。夜も、週末も、昼休みもAmigliaに捧げています。
--スタッフは何人くらいいるのですか。また、あなたの経歴をお聞かせください。
スタッフは家族だけです。数は少ないですが、結束は固いですよ。Milenaとわたしのほかに、わたしの父のTim Berryが資金調達と事業計画などの戦略面に関わっています。以前にもこの顔ぶれでBplans.com、PaloAlto.comといったウェブサイトを構築しました。また、プログラミングを手伝ってくれるスタッフがブルガリアとメキシコにいます。
--あなたの設計哲学は何ですか。
Amigliaは家族を対象としたサイトですが、インターネットが登場する前の世代はウェブに習熟しているとはいえません。このため、設計は常にシンプルするよう心がけています。また、Amigliaでは子供や幼児も重要なオーディエンスなので、おもちゃのようなマンガ風のデザインも取り入れました。我が家でも、スライドショーを見せると子供たちは大喜びです。この点でいくつかの新しい試みを進めています。また、ネットワークの概念を組み込むことも重視しました。家系図は高度なネットワークを見せるためのダイナミックでシンプルな方法だと思います。
--サイトでは現在どのようなテクノロジを使用しているのですか。
Amigliaは非常にデータベース志向のアプリケーションです。サイトは主にCold Fusionを使って構築しており、バックエンドでデータベースを動かしています。拡張性は高く、主要なAJAXコンポーネントをすぐに開発し、必要な場所に統合することができます。XMLも多用しており、コードを常に最適化することで、トラフィックが増えてもホスティング費用を抑えられるようにしたいと思っています。
--ユーザーやコミュニティから最もリクエストの多い機能は何ですか。
サービスはまだベータ版ですが、すでにとても健全で活気あるユーザーグループが形成されています。今のところ、リクエストの中心を占めているのはFlickrからのインポートとAmigliaのアップロードツールに関するものです。Flickrを使っている人は多いので、Flickrと協力して、FlickrユーザーがAmigliaを使って家族の写真を簡単に共有できるようにしたいと思っています。また、現在の大量アップロートツールはMac環境ではパワーが足りないため、近いうちにMacユーザー向けにちょっとしたツールを用意したいと思っています。サイトの立ち上げ後2週間の利用パターンを参考にしながら、インターフェースの開発にも腰を据えて取り組んでいくつもりです。
--Amigliaのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも広く分散していますか。
僕はメキシコ生まれの米国育ちです。Milenaはブルガリアで生まれ、アムステルダムとニューヨークで学びました。そのため、Amigliaが立ち上げ直後から世界中の人に使われていることをとてもうれしく思っています。ブログの投稿やユーザー登録は、米国全土はもちろん、フランス、ロシア、フィンランド、日本、中国、ブラジル、スペイン、メキシコといった国々からもあります。
--半年後に、あるいは2年後に、Amigliaはどうなっていると思いますか。
半年以内にベータ版を卒業し、ユーザーに安定したサービスを供給できるようにしたいと思っています。また、ユーザーインタラクションを見直し、Macユーザーにも常に配慮します。アップロードを簡単にして、ユーザーが家系図だけでなく、家族のアルバムも作成できるようにしたいですね。それから、写真のスキャン/印刷サービスと連携して、サービスを充実させたいと思っています。
これからの2年間は、主に2つの市場に力を入れていくつもりです。ひとつは新しく親になる人たち、もうひとつは旅行記です。Amigliaは通常の写真共有サイトとは別のニーズに対応しており、ツールキットの質も高いと思っています。
--プロジェクトを成功させるうえで最も難しいことは何ですか。
現在、家系図をよりグラフィカルに、インタラクティブに作成するための技術を調べているところです。また、ユーザーからAmigliaの大量アップロードツールをインストールできなかったという報告も届いているので、この問題にももちろん取り組んでいます。
--プロジェクトを次の段階に進めるためには何が必要ですか。
世界中のブロガーがクチコミでAmigliaを広めてくれたことにはとても感謝しています。ただ、注目が集まりすぎてサーバにやや負荷がかかっており、ホスティング環境をアップグレードする必要が出てきました。ちょうど1回目の資金調達が終わり、問題の解決に着手したところです。
--Amigliaの基盤となるビジネスモデルがあるとすれば何ですか。
サブスクリプション方式を導入する予定です。人々は家族のアルバムを作るために、Amigliaよりもはるかに劣ったソリューションに多くの時間と資金をかけています。わたしたちが考えているビジネスモデルは、まずAmigliaの使い勝手を試してもらい、このサービスをもっと使いたい、本格的な家系図を作りたいと思った段階で、いくばくかの料金を請求するというものです。詳細はウェブサイトで説明しています(http://www.amiglia.com/intro/price.htm)。
--差し支えなければ、1日の平均アクセス数を教えてください。
基本的には公開していません。ただ、ベータ版の状況にはとても満足しています。公開直後にはLifeHacker.comに取り上げられました。ここ数日はDel.icio.us Popularに掲載されています。本当にわくわくします。
eHubについて
Emily Chang氏が日頃使ったり魅力を感じたり注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストがeHubである。Chang氏はネットワークに毎日アクセスし、ネットサーフィンや検索、電子メール、RSSリーダー、SMSなどで何かを見つけたときに、随時リストを更新している。Chang氏が特に関心を寄せているのは、次世代ウェブ(ウェブ 2.0)、Ruby on Rails、Ajax、ブログ、ロケーションマッピング、オープンソース、フォークソノミー、タギング、デザイン、デジタルメディアの共有だという。そのため、eHubにはそういう視点が反映されている。
eHubが当初の意図を超えて成長するきっかけとなったのは、Chang氏とMax Kiesler氏によるウェブ 2.0アプリケーションサービスの開発者へのインタビューeHub Interviewsチャネルが追加されたことだ。Chang氏とKiesler氏は、サンフランシスコにあるウェブデザインコンサルタント会社Ideacodesの共同創始者兼代表者である。CNET Japanでは、eHubを運営するEmily Chang氏の了解の下、eHub Interviewsを翻訳していく。
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