飼っている猫と犬、そして時折隣人としか話していないあなたは(隣人は雇い主ではないので、数には入らないだろう)、前回オフィスに来たときから誰とも話しておらず、当たり前のルールをすべて忘れてしまっていることに気づく。出てくるのは罵り言葉やきわどいジョーク、不適切なコメント(飼い犬と話すのに使っていた言葉)ばかりだ。
誰にでも仕事をする気が起きない日はあり、あなたに仕事を強いる人はいない。休暇も取らず、あるいは仮病を使うことさえせず、あなたはコンピュータを見つめ、部屋の隅で猫が引っ掻いているものに気を取られ、またしばらくコンピュータを見つめ、そして宙を見つめ、……そして丸一日を無駄し、夜は無駄になった1日に罪悪感を感じながら過ごすのだ。
風邪薬を飲んでベッドに一日中横になっていてさえ、ネットワークの管理はできてしまうため、病気で欠勤することはしなくなる。欠勤してもよいと感じるには、気絶するか入院するしかない。しかも、病院には無料の無線環境があったりするものだ。
いや、これはよい点だった。
そして、在宅勤務で最悪のことは、仕事場を決して離れられないということだ。あなたは書こうと思っていた報告書のことを思い出し、午前2時34分に目が覚める。普通の人なら、次の日オフィスに着き、コーヒーを1杯飲んでから取りかかろうと心に誓い、もう一度眠りにつく。しかし、あなたはそうはいかない。あなたはため息をつき、iPhoneにアラームを設定して、もう一度寝ようとする。しかし、コンピュータは同じ部屋のすぐそこにある。あなたは電源さえ落とさなかった。ひょっとすると、今報告書を書いてしまった方がいいかもしれない。どうせ眠れはしない。次に気づいたときには、腹はぐうぐう音を立てており、あなたはカフェイン不足で頭痛を感じ始めている。時間は午後1時35分、まだ椅子に座ったままだ。
あなたは、在宅勤務をしていてこの記事で書いたような問題にぶつかったことがあるだろうか。他にもリストに加えるべきものはあるだろうか。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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