新卒の学生であれ、自分のキャリアを再構築しようとしている人であれ、就職面接についてはよく知っている必要がある。面接でしっかりした対応ができなければ、どの企業からも見向きもされない可能性が高い。この記事では、競争相手に一歩先んじるための、就職面接で使える5つのヒントを紹介しよう。
面接の相手がその会社のことを調べていないことほど、面接官をうんざりさせるものはない。宿題さえやっていない人間を知る手間をかける必要など(あるいは雇う必要など)あるだろうか。その企業がなにをやっているか、その企業のこれまでの歴史、その企業に関するちょっとした雑学、あるいは社是などを知り、できれば面接官についても調べておくようにするといい。その知識があれば、面接官もあなたが本気だということを理解してくれるだろう。
これは簡単なことのはずだが、驚くべきことに、面接に行くのにどんな服装をすべきか分からないという人がいるようだ。「カジュアルな服装がいいのか、きちんとした格好がいいのか」と聞く人もいる。あなたは、面接を受ける会社や自分自身に敬意を払っており、真剣に求職活動をしているということがわかるような服装をすべきだ。もちろん、清潔な格好でなくてはならない。この記事を読んでいる人の多くは、IT、IT関連、ビジネス関連の職で面接を受けることになるだろう。振る舞いと同じように、服装も職に合わせて決まってくる。
もちろん、履歴書はすでに送っているはずだ。そしてもちろん、面接官はそれをすでに見ているかも知れない。しかし、だからといって面接官が履歴書を面接に持ってきているとは限らないし、オフィスの外で面接を受ける場合にはその可能性は高くなる。念には念を入れ、履歴書を1部持参するといい(ついでに、カバーレターをつけるのもいいだろう)。そして、面接官が「君の履歴書を持ってくるのを忘れてしまった」と言うのを待っていることはない。自己紹介が済んだら、自分の方から履歴書を渡してしまえばいい。これは、面接官にあなたが真剣で準備が整っていることを示すことにもなる。
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