誰しも、起きたには起きたが、頭が働かないという日を経験したことがあるはずだ。少なくともわたしには、始終そんなことが起こっている。原因はいくらでも考えられる。働き過ぎ、ストレス過剰、睡眠不足、前日の夜に遊びすぎた、一時的な憂うつ、終わりの見えないプロジェクトにうんざりしている、あるいは、単に怠けたいのかもしれない。使い古された頭がとにかく動かないということもある。それも仕方のないことだ。
そんな日には4つの選択肢がある。家で過ごす、普段通りにやろうとしておそらくしくじる、運動をする、そして順応する、というものだ。最初の2つは現実的な選択肢とは言えないし、少なくともわたしや多くの管理職に選べるものではない。わたしは運動をする気などまったく起きないたちなので、ずっと前から順応するための方法を探し、頭が自動操縦で動いているときにも最大限の成果が出せるようにしようとしてきた。
そのうちに、マネージャーや企業幹部でさえやらなくてはならないが、必ずしも調子が最高潮でなくてもできる種類の仕事があることがわかった。もちろん、仕事を始めるには意志の力が必要になるかも知れないが、始めてさえしまえば、これらのタスクをやりこなすことができるはずだ。
読者のみなさんも脳を持っており(これが誇張ではないと信じたいのだが)、常に最高の状態で動いているのではないとして、最大限の成果を引き出すためにどんな工夫をしているだろうか?
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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