このブレーンストーミングのフェーズでは、自分のゴールを達成し、顧客に質の高いサービスを提供するのに、ビジネスを系統立てて動かすためのアイデアを書きとめ始める。この時点では、実現可能性についてはあまり考えすぎない方がよい。とにかく、自分の指標を最大化する方法についてブレーンストーミングを行うことだ。われわれの事業には、考慮に入れる必要のある3つの主要な戦略的分野がある。マーケティング、実現方法、教育だ。やや進んだビジネスにおいては、プロフェッショナルとしての貢献も加えるべきだろう(例:業界団体にどういった貢献ができるか)。
この段階から、あらゆるものを整理し、自分のビジネスを動かす一連のプロセスにし始める。これを行う際には、上記の作業はすべて終わっているのに注意すること。自分のビジネスプロセスを計画するために時間をかけるのは素晴らしいことだが、多くの人は真っ先にここに飛びついてしまうという間違いを犯している。適切な基礎があれば、その結果得られるプロセスは、ずっと効果的なものになる。分析のフェーズの成果を煮詰めて、現実的なものにする。そして、自分のアイデアの最高の部分だけを選び出し、主要な戦略的分野に役立つ、最高のプロセスの組み合わせを練り上げるべきだ。
このフェーズは、プロトタイプ作りから始まる。自分のプロセスを現実の世界で小規模に試し、何が起こるかを見る。計測システムを使い、一番重要な指標がどうなるかを測る。典型的な成功のしるしは、見込み客の増加、実現までの時間の短縮、そして顧客の満足だろう。小規模に試してよい結果が出るようなら、素晴らしいサービスを実現するために、アクセルを全開にしよう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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