[レビュー]テレビを持ち歩ける最強ツール--ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」

ソニー
内容:加速度的に製品の認知度を普及させているBlu-rayレコーダー。その高画質、長時間録画という製品特性に「おでかけ」機能を備えたのがソニーの「BDZ-A70」だ。PSPやウォークマンと組み合わせて使用することで、録画番組を持ち歩いて視聴できる“おでかけBlu-ray”だ。

録画番組をもってお出かけできる「おでかけ転送」付き

 「デジタルレコーダーは便利だが、録画した番組を見る時間がない!」。そんな人にお薦めなのがソニーのBlu-rayレコーダー「BDZ-A70」だ。

 BDZ-A70は同社の携帯音楽プレーヤー「WALKMAN Aシリーズ」やソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲーム機プレイ・ステーション・ポータブル(PSP)へ録画番組を転送する「おでかけ転送」機能を搭載した製品。これまで現行モデルではBDZ-Xシリーズに同様の機能が搭載されていたが、ウォークマンに対応したのは初めてだ。

 本機のレビューに入る前に、ソニーのBlu-rayレコーダーシリーズのラインアップについておさらいしよう。

 ソニーは2007年の冬モデルでBlu-rayレコーダーのラインアップを一新した。録画機能面では全機種が動画圧縮技術MPEG-4 AVC方式によるハイビジョン画質での長時間録画を実現。いわゆる「4倍録り」というモードだ。多チャンネル時代に重宝する、自動録画機能の「x-おまかせ・まる録」や「検索機能」など、ソニーの培った便利機能はもちろんそのまま踏襲しているが、ラインアップごとに特徴的な機能を持たせた。

 高画質・高音質にこだわった「Xシリーズ(BDZ-X90)」、テレビ録画に使いやすいスタンダードモデル「Tシリーズ(BDZ-T70など)」、ハイビジョンムービーの保存・再生に特化した「Lシリーズ(BDZ-L70)」が発売されている。今回紹介するBDZ-A70は、前述のように録画番組の持ち出しに特化している。

 本体デザインは、シリーズ共通のブラックフェイスを採用し、精悍な印象を受ける。本体の右側にはワンタッチ・転送ボタンがあり、対応するウォークマンやPSPを接続すれば、電源を入れなくても番組の転送を行える。ワンタッチ・転送ボタンの下には、USB端子があり、ここに対応する機器を接続する。

  • ウォークマンとBDZ-A70を接続しているところ

  • 接続は、ウォークマンに付属する専用ケーブルを使って行う

  • 別売で専用のクレードル「BCR-NWU5」(実売価格:5000円前後)も用意。日常的に使うなら重宝する

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