[レビュー]テレビを持ち歩ける最強ツール--ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」 - (page 3)

ソニー
内容:加速度的に製品の認知度を普及させているBlu-rayレコーダー。その高画質、長時間録画という製品特性に「おでかけ」機能を備えたのがソニーの「BDZ-A70」だ。PSPやウォークマンと組み合わせて使用することで、録画番組を持ち歩いて視聴できる“おでかけBlu-ray”だ。

メインプレーヤーへのおでかけ転送は高速

 おでかけ転送を利用するにはあらかじめメインで使用するプレーヤーを選択しなければならない。要はPSPを利用するかウォークマンを利用するか選択するのだ。

 メインで使用する機器への動画転送は倍速で行われる。ちなみにBDZ-A70からウォークマンへの転送時間は、約1時間の番組を録画して転送したところ、約3分5秒だった。できれば10秒以下での転送が望ましいが、実用的な範囲だろう。もしPSPで設定してウォークマンに転送する場合、またその逆の場合は転送に実時間がかかる。

ワンタッチ転送なら接続するだけで番組転送が完了

 BDZ-A70から便利な機能も加わった。それが「ワンタッチ転送機能」だ。予約時に「ワンタッチ転送」の設定を「入」にした番組だけ、本体のワンタッチボタンと連動して対応機器に転送できる。

 電源が入っていなくても本体のUSB端子に対応機器を接続して、ワンタッチボタンを押すだけで録画番組の転送が自動的に行われる。例えば朝のニュース番組をこの設定で録画すれば、朝の支度をしているうちに転送が完了する。決まった番組を更新して楽しむのに重宝するはずだ。

 この機能は「おかえり転送」にも対応している。デジタル放送の番組をおでかけ転送した場合は、BDZ-A70上で表示できなくなるが、おかえり転送することでレコーダー上の動画も再生できるようになる。ワンタッチ転送を使えば、この操作も自動化できるので快適だ。

 ダビング10の運用がスタートされた今では、おかえり転送をしなくても、最大10台の対応機器に動画転送が可能になる。おでかけ中でもオリジナル動画を楽しめるので、さらにおでかけ機能が便利に使える。

  • 番組表や録画済みタイトルから関連する出演者やキーワードを表示して番組探しができる

  • 番組表から番組をを選び、クイックメニューで「気になる人名」を選ぶと出演者情報の一覧が表示される

  • お目当ての出演社名を選び決定すると、ほかの出演番組がリストアップされる

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