Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアと共同調査のもと、10代の消費行動に関する調査を行った。
≪調査結果サマリー≫
調査対象者:15歳〜19歳のモバイルユーザー345人。 男女比:均等割り付け。 キャリア比:Docomo:47.2% EZweb:37.4% Softbank:15.4%。
Q1では、10代男女のお小遣い(月額)を自由回答形式で尋ねた。 その結果、全体の平均金額は「1万3700円」となった。 男女別に見ると、男性が「1万2700円」、そして女性が「1万4700円」と、女性が男性を2000円程度上回る結果となった。
Q2では、1カ月にかける金額を携帯電話やファッション関係など全5項目について尋ねた。その結果、【携帯電話】においては「5000円以上〜1万円未満」が64.9%で最も多く、次いで「5000円未満」の16.5%が続く結果となった。
この結果を男女別にみると、男性においては「5000円以上〜1万円未満」が56.5%と全体に比べ約10ポイント減少し、逆に「5000円未満」が約8ポイント増の24.3%となった。 女性については、男性とは逆の傾向があり、「5000円未満」が約8ポイント減少し8.7%、「5000円以上〜1万円未満」は約9ポイント増の73.3%となった。
Webマーケティングガイドが行った「10代女性に関する調査」(2007年4月)と「10代男性に関する調査」(2007年5月)によれば、女性では約25%が、男性においては約15%が月額1万円以上の携帯料金を支払っていると回答している。
10代の男女は、携帯電話のヘビーユーザーというイメージがあるが、各キャリアからお得なプランが提供され始めたということもあり、その金額は青天井ではなく、縮小傾向にあることが伺える。
その他の項目においては、女性は【飲食】にはあまりお金をかけず、男性は【ファッション】に対する消費を押さえる傾向にあることがわかる。また、興味深いのは男女ともに【デート】に対して「お金をかけない」と回答した方が30%以上にもなるという点で、お金はかからないが楽しいデートをしている、もしくはお互いが相手任せにしようと考えているのかもしれない。
Q3では、今後増やしたい、もしくは節約したいと思う項目について尋ねた。その結果、増やしたいでは【ファッション関係】が60.9%で最も高く、次いで【デート】の51.6%、そして【友達との遊び】が50.7%で続く結果となった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」