Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、モバイルSNSに関する調査を行った。 その結果、モバイルユーザーの35.0%がモバイルSNSを利用しており、利用頻度については「1日に数回」利用するユーザーが41.0%で最も多いことがわかった。
調査対象は、15歳〜49歳のモバイルユーザー300人。
男女比は、50%ずつの均等割り付けを行った。
年齢比については、10代:10.3%、20代:25.3%、30代:39.0%、40代:25.4%となった。
またキャリア比は、DoCoMo:48.0%、au:37.3%、SoftBank:14.7%となっている。
まずQ1では、モバイルSNSの認知と利用状況を尋ねたところ、「知っており、利用もしている」というユーザーは35.0%、「知っているが、利用はしていない」が25.0%、そしてモバイルSNSを「知らない」というユーザーは40.0%存在していることがわかった。
サンプル数などの調査条件は異なるが、参考までにケータイ白書2007が2006年10月に行った調査によれば、モバイルSNSの認知は58.8%だった。しかし、今回の調査では60.0%(「知らない」と回答したユーザー以外)となっており、その認知が若干ではあるが増えていることがわかる。
Q2では、Q1でモバイルSNSを利用していると回答した105人のユーザーに対して、実際に利用しているモバイルSNSサービスを尋ねた。 その結果、「モバゲータウン」を利用しているユーザーが62.9%で最も多く、次いで僅差の2位には「mixiモバイル」が61.9%、そして大きく差が開くものの「モバイル版GREE(EZ GREE)」が18.1%で続く結果となった。
現在では500万人の会員を保有する巨大メディアと化したモバゲータウンがサービスを開始したのは2006年の2月。 モバオクの会員を活用したことが功を奏し、会員数はわずか26日間で10万人を突破するという快挙を遂げるにいたった。
その後、GREEとauがモバイルSNS「EZ GREE」を開始し始めたのが2006年11月。当時は携帯キャリアが提供する初のSNSであったため、非常に高い関心を広告主だけでなく、ユーザーも抱いており、会員数はローンチからわずか1週間で10万人を突破し、モバゲータウンよりも早いスピードで成長した。そして、2006年12月には日本最大級のSNSであるmixiが携帯電話からの会員登録を解禁し、モバイルSNSの3大サイトが誕生するに至った。
最後にQ3では、Q2と同様にQ1でモバイルSNSを利用していると回答した105人のユーザーに対して、どれくらいの頻度でモバイルSNSを利用しているかを尋ねた。その結果、「1日に数回」という回答が41.0%で最も多く、次いで「1日に1回程度」と「1週間に1回程度」が16.2%の同率で並ぶ結果となった。
現在、モバゲータウンの会員数は500万人、EZ GREEは100万人、そしてmixiはPC会員を含めると1,000万人を超えている。ただし、Q3の調査結果からもわかるようにサービスを頻繁に利用するユーザーばかりがいるわけではなく、中には会員登録をしたものの、その後1度も利用せずにいるユーザーがいる可能性もある。
今回の調査結果では、1日に1回以上モバイルSNSサイトにアクセスするというユーザー(「1日に数回」と「1日に1回程度」の合計)は57.2%となっているが、各社ともこの数字、つまりどれほど多くのアクティブユーザーを保有することが出来るかがポイントとなるだろう。
本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
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サンプル数 :300
調査期間 :2007年09月20日〜2007年09月25日
調査方法 :モバイルリサーチ
調査機関 :ネットエイジア株式会社
対象者 :15歳から49歳の男女
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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