インターネットセキュリティーに関する調査--複数のIDやパスワードは自分自身の記憶に頼っている?

Webマーケティングガイド2007年08月29日 13時00分

 Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社の株式会社 ボーダーズと共同調査のもと、インターネットセキュリティーについて調査を行った。

 今回のインターネットセキュリティーに関する調査(下)では、IDやパスワードはいくつ持っているのか、またそれをどのようにして記憶しているのかについて調査した。

 その結果、複数のIDやパスワードは自分自身で記憶している人が44.8%で最も多いことがわかった。

 調査対象は、20歳以上のインターネットユーザー500人。男女比は、50%ずつの均等割り付けを行った。年齢比は、20代:19.6%、30代:41.6%、40代:24.2%、50代:11.0%、60歳以上:3.6%となった。

 まずQ1では、PCのメールアドレスをいくつ持っているのか尋ねたところ、「2個」が29.8%で最も多く、次いで「1個」が26.4%、「3個」が18.4%となった。

 「2個」から「10個以上」を合わせると73.6%となり、多くのユーザーが複数のメールアドレスを持っていることがわかる。

PCのメールアドレスをいくつ持っているか

 この設問はメールアドレスの所持数を尋ねたものとなっており、実際に使っているメールアドレス数ではないが、複数のメールアドレスを所持していることから、中にはメールアドレスを用途によって使い分けているユーザーも多いと考えられる。

 Q2では、IDやパスワードをいくつ持っているのか尋ねたところ、「10個以上」が33.8%で最も多く、次いで「3個」が19.6%、「5個」が14.4%と続いた。

 複数のIDやパスワードを所持しているユーザーの中には、パスワードは同一にしているなど、忘れないように工夫しているユーザーもいるのではないだろうか。

IDやパスワードをいくつ持っているか

 Q3では、Q2でIDやパスワードを1つしか持っていないと回答した29人を除く471人に複数のIDパスワードをどのように記憶しているか尋ねた。

 すると、最も多い回答として「自分自身の記憶」が44.8%となり、次いで「手帳などにメモしている」が35.9%と続いた。

複数のIDパスワードをどのように記憶しているか

 「クッキーで保護されているから覚えていない」と回答した人も少なく、ユーザーはメモなどに記入してIDやパスワードを忘れないようにしているという傾向が伺える。

 本調査は、業界の全般的な調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

サンプル数  :500
調査期間   :2007年07月31日〜2007年08月2日
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社 ボーダーズ
対象者     :20歳以上の男女

 本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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