Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社の株式会社 ボーダーズと共同調査のもと、インターネットセキュリティーについて調査を行った。
今回のインターネットセキュリティーに関する調査(下)では、IDやパスワードはいくつ持っているのか、またそれをどのようにして記憶しているのかについて調査した。
その結果、複数のIDやパスワードは自分自身で記憶している人が44.8%で最も多いことがわかった。
調査対象は、20歳以上のインターネットユーザー500人。男女比は、50%ずつの均等割り付けを行った。年齢比は、20代:19.6%、30代:41.6%、40代:24.2%、50代:11.0%、60歳以上:3.6%となった。
まずQ1では、PCのメールアドレスをいくつ持っているのか尋ねたところ、「2個」が29.8%で最も多く、次いで「1個」が26.4%、「3個」が18.4%となった。
「2個」から「10個以上」を合わせると73.6%となり、多くのユーザーが複数のメールアドレスを持っていることがわかる。
この設問はメールアドレスの所持数を尋ねたものとなっており、実際に使っているメールアドレス数ではないが、複数のメールアドレスを所持していることから、中にはメールアドレスを用途によって使い分けているユーザーも多いと考えられる。
Q2では、IDやパスワードをいくつ持っているのか尋ねたところ、「10個以上」が33.8%で最も多く、次いで「3個」が19.6%、「5個」が14.4%と続いた。
複数のIDやパスワードを所持しているユーザーの中には、パスワードは同一にしているなど、忘れないように工夫しているユーザーもいるのではないだろうか。
Q3では、Q2でIDやパスワードを1つしか持っていないと回答した29人を除く471人に複数のIDパスワードをどのように記憶しているか尋ねた。
すると、最も多い回答として「自分自身の記憶」が44.8%となり、次いで「手帳などにメモしている」が35.9%と続いた。
「クッキーで保護されているから覚えていない」と回答した人も少なく、ユーザーはメモなどに記入してIDやパスワードを忘れないようにしているという傾向が伺える。
本調査は、業界の全般的な調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
サンプル数 :500
調査期間 :2007年07月31日〜2007年08月2日
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :株式会社 ボーダーズ
対象者 :20歳以上の男女
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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