Webマーケティングガイドでは、クールビズに関して調査を企画し、株式会社エルゴ・ブレインズが運営するターゲットリサーチのリサーチパネルに対してインターネット調査を行った。
前回のクールビズに関する調査(上)に続き、今回のクールビズに関する調査(中)では今年のクールビズ実施意向について注目した。
調査対象は、20歳〜49歳までの公務員または会社員の男性で、かつ「クールビズ」を知っていると答えたパソコンインターネットユーザー300人。 年齢比は20〜34歳50%、35〜49歳50%と均等割り付けを行った。
まずQ1では、今年のクールビズ実施意向について尋ねたところ、最も多い回答としては「たぶん実施しない」が41.3%となり、次に多いのは「絶対に実施する」で28.7%と続いた。 「絶対に実施する」と「たぶん実施する」を合わせて実施意向があるユーザー、「絶対に実施しない」と「たぶん実施しない」を合わせて実施意向がないユーザーとした場合、実施意向があるユーザーとないユーザーが50%ずつで、ちょうど半々という結果となった。
前回の調査レポートのQ2にあった、昨年までにクールビズを実施したことのあるユーザーが46.3%となっており、昨年までの実施経験と今年の実施意向を比較すると今年のクールビズ実施意向は少し上向きになったといえるのではないだろうか。
また、「昨年まで実施したことがない」と回答した161人の中、約12%にあたる20人が今年のクールビズ実施意向はあると答えており、実施未経験者の実施意向はより高いものと考えられる。
Q2では、Q1の実施意向に対して、向上した理由、低下した理由をそれぞれ尋ねたところ、意向が向上した理由として、「環境意識」や「仕事の効率向上」、また「周りの人の影響」などがあげられている。
環境への配慮としては、地球温暖化問題が世界レベルで問題になっており、それに付随するニュースやドキュメンタリーなども話題になったことから、ユーザーの認識も高まったのかもしれない。 また、他には転職や転勤による職場環境の変化なども影響しているようだ。
逆に、昨年までは実施していたが今年実施しない理由に関して、お客様対応や営業職などの業務内容によってはクールビズを実施しづらい雰囲気にあることが伺える。
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