矢野経済研究所は4月3日、非接触ICカードおよびRFID(無線ICタグ)市場を対象とした市場調査結果を発表した。調査期間は2006年12月から2007年3月。専門調査研究員による直接面接で、ベンダーを取材した。
同調査によると、国内の非接触ICカード・RFID市場の総市場規模は、数量ベースで2005年度4440万枚。2006年度は5600万枚になる見込みで、2010年度には18億8400万枚に伸びると推定される。
非接触ICカードの2006年度見込需要分野別構成比は、流通分野(電子マネー、プリペイドカード、ポイントカードなど)が8.9%、アミューズメント分野が9.1%、交通・運輸分野が12.5%、ID分野が9.8%、行政分野が0.7%。
RFIDの2006年度見込需要分野別構成比は、製造分野(FA関連)が12.5%、流通分野(小売関連等)が8.9%、物流分野(輸送・倉庫関連)が15.2%、アミューズメント関連分野(タグ)が4.5%、レンタル・リース関連分野が1.8%。
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