Piper JaffrayのシニアアナリストであるGene Munster氏が発表した推計によれば、Appleは米国時間4月3日、先行販売分も含めて60万〜70万台の「iPad」を販売したという。これは、Munster氏が発売初日の販売台数として当初予測していた20万〜30万台の2倍以上である。ニューヨーク5番街にある大型のApple Storeには730人以上の行列ができたが、これは「iPhone」や「iPhone 3GS」の発売初日における人数よりも多い、とMunster氏は述べた。
参考までに、Munster氏の当時の推計によると、iPhoneを2007年に発売した際、週末の販売台数は約50万台だったという。
Munster氏のチームは3日夜、全米20店舗のApple Storeに聞き取り調査を行い、そのうちの19店舗で、3日午前に発売されたiPadの在庫がまだ残っていることを確認した。Twitterへの投稿からは、多くのBest Buy店舗でも在庫状況はまちまちだったことが伺える。
先行販売が非常に好調だったため、Appleは先週、公式ウェブサイトを更新し、iPadの新規注文分は12日までに出荷すると発表した。一部情報筋によると、Appleは3月12日に先行予約の受け付けを開始してから、数十万台のiPadを販売したという。
iSuppliが4月2日に発表した暫定予測によると、Appleは2010年に世界中で710万台のiPadを販売する見通しだという。販売台数は2011年に1440万台に倍増し、2012年には3倍の2010万台に達すると同社は予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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