ジャストシステムは3月2日、1985年に発売したパソコン用日本語ワープロソフトの初代「一太郎」が、情報処理学会が制定する「情報処理技術遺産」に認定されたと発表した。
情報処理技術遺産は、国内のコンピュータ技術発達史において重要な研究開発成果や、国民生活などに大きな影響を与えたコンピュータ技術、製品などを情報処理学会が認定するもの。
初代一太郎は、入力した文字をスペースキーで変換する操作手法や、コマンドをキーボードから操作できるエスケープメニューなど、日本語に適した機能が豊富な点が特徴だった。価格が手頃だったこともあり、日本語ワープロソフトの代名詞的存在となった。情報処理学会は「パソコン用日本語ワープロソフトとして一世を風靡した」として、ソフトウェア製品では初めて、初代一太郎を情報処理技術遺産に認定した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力