三洋電機は3月2日、電動アシスト自転車「eneloop bike」の新製品として、エコ充電モードを搭載した「SPL」シリーズを発表した。走行しながら発電し、充電する機能を強化している。4月21日に発売する。価格は15万7290円。
車輪径が26型の「CY-SPL226」と、24型の「CY-SPL224」の2サイズをラインアップする。ボディカラーは26型がワインレッド、シルバー、ダークブルーの3色、24型がホワイト、ワインレッドの2色を用意した。
SPLシリーズは、現行機にも採用されている「ループチャージ」を「エコ充電モード」へと強化した。従来のループチャージは、下り坂や減速時に前輪のモータを発電機に切り替えてバッテリへと充電していたが、エコ充電モードでは、平地走行時にペダルをこいでも発電することが可能。発電動機の回転速度の変化と、ペダルを踏み込む力を総合的に判断し、充電量を制御するという。
さらに「充電切れが心配」というユーザーからの声に応え、「パワーリザーブ」機能を新搭載した。これは、充電切れをお知らせした後、もう一度アシスト走行が可能になるというもので、約1アンペアアワー相当の電池容量を残した状態でモーターアシストが一旦ストップ。1アンペアアワーでは、パワーモード時で約4km、エコ充電モード時で約6kmの走行ができるため、電池切れの不安感を軽減させるとのことだ。
バッテリには、リチウムイオンを使用。約280分の充電で、約55km(エコ充電モード時)の走行が可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力