Androidの組み込みシステムへの普及を目指す一般社団法人Open Embedded Software Foundation(OESF)は1月12日、東南アジア地区へ活動範囲を拡大するため、新たにベトナムのホーチミンに活動拠点をオープンしたと発表した。台湾、韓国、中国に続く4カ所目の海外拠点となる。
東南アジアに進出する理由として、東南アジアの人口は5億人と欧州と同規模の市場であり、経済成長が著しくいことから今後、Android関連事業の成長が見込まれることを挙げている。特にベトナムは教育水準も高く、優秀なコンピュータエンジニアが育っているとのことだ。
OESFは、ホーチミンのオフィス内に、2月に公開される予定の組み込み市場向けAndroid「Embedded Master」を開発、メンテナンスするOESF Labを開設する。将来のAndroid組み込みシステムに向けた先進的技術の開発や標準化にも取り組むという。
なおベトナムオフィスの開設にあたっては、OESF会員であるアイ・エス・ビーの現地法人ISB Vietnam Companyが支援したとのことだ。
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