ぺんてるは11月16日、デジタルペンで描いたイラストを保存する描画ツール「airpenDraw」を発表した。500セット限定で11月21日に発売する。価格はオープンだが、市場想定価格は2万9800円。
airpenDrawは、イラストを描くとボールペンの先から超音波と赤外線が発信され、ボードの受信ユニットで筆跡情報を記録する仕組みになっている。受信ユニットはA4サイズまでの大きさを読み取れるほか、2MバイトのメモリにA5サイズで60ページ分のイラストを保存できる。保存されたイラストは、付属の専用ソフトでJPEGやTIFF、BMP、SVGなどのファイル形式でPCに取り込める。
また、付属のUSBケーブルとPCを接続すると、描いているイラストをリアルタイムでディスプレイに表示できる。さらにペンのグリップ部分にあるスイッチでタブレットモードに切り替えれば、ペイントソフトで加工することも可能だ。ただし、ペイントソフトは付属されていない。
ぺんてるによると、airpenDrawはイラストを描くのに特化したデジタルペンとして、これまでの「airpen」シリーズに比べて読み取り精度を1.5倍向上したとしている。このほか、駆動時間はデジタルペンが約60時間、受信ユニットが約90時間。対応OSは、Windows 2000 SP4およびXP、Vista、7となっている。デジタルペンと受信ユニットのほか、A5ボードとA4ボードをパッケージとして含む。
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