重さ1.32kg、16時間駆動の光学ドライブ付きLet's note--パナソニック、冬モデルを発表

　パナソニックは9月29日、モバイルノートパソコン「Let's note」の冬モデルを10月22日より順次発売すると発表した。

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  S8/N8シリーズ

　今回の目玉となるのは「W8/T8シリーズ」の後継機種となる「S8/N8シリーズ」だ。B5（12.1型）のボディに、標準電圧版インテル CoreTM 2 Duo プロセッサ P8700（2.53GHz）を採用。さらに標準バッテリで世界最長となる約16時間駆動を実現した。

　OSにはWindows 7 Professionalを採用し、モバイルWiMAXを標準搭載している。重さは光学ドライブ付きのS8シリーズで、約1.32kg。

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  マイレッツ倶楽部では、天板なども選べる

　ウェブ販売サイト「マイレッツ倶楽部」では、店頭モデルよりもさらに処理能力の高いCPUを選べるようになっており、S8/N8シリーズではインテル Core 2 Duoプロセッサ 標準電圧版 P8800（2.66GHz）の搭載も可能だ。このほかにもボディーカラーや天板の選択、Windows 7 Professional 64ビット版（Windows XPダウングレード権付き）、Bluetoothの全機種採用などさらに幅広いハイスペックな製品を選べるようになっている。

　法人向けには、「W8シリーズ」「T8シリーズ」も継続販売し、全7シリーズで展開するほか、S8/N8シリーズ限定で標準モデルを対象に4年間無償保証も開始する。

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  大容量の標準バッテリと軽量バッテリ

　国内ノートにおけるPC市場の動向は、14型クラス以下のモバイルPCが年々増加しており、パナソニックにおけるシェアも上昇しているという。ウルトラポータブルPC分野においては4年連続でトップシェアを誇り、2008年には28％となった。

　パナソニック AVCネットワークス社 ITプロダクツ事業部の奥田茂雄氏は、これまでのレッツノートの流れを振り返り、第一世代は「ビジネスモバイル」として軽量・長時間を目指し、第二世代は、「タフモバイル」として、軽量・長時間・頑丈を目指してきたと話した。第三世代となる今回は、「プロフェッショナルモバイル」として、「軽量、長時間、頑丈」に加えて「高性能」をキーワードに加えたと話した。

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  これまでのLet's noteの流れ

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  秋モデルのポイント

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  従来モデルとの速度比較

　近年のビジネスシーンにおいて、複数のアプリケーションの同時併用、個人情報保護のための暗号化など、ますますPCのパワーが求められる時代になっている。また、「ノートパソコンに関する意識調査」では、7割以上がバッテリ切れにストレスを感じている結果が出ており、さらなる長時間駆動が求められているとパナソニックは見る。

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  S8のファン。従来比で約30％縮小した

　「従来困難とされてきた軽量B5モバイルPCに、クロック周波数2.53GHz/2.66GHzのCPUを搭載できるのはパナソニックだけ」と話す。これは、独自の放熱設計により、ファンの厚みを変えて風量の改善しながら従来機種比で30％の小型化を実現したことによるもの。

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  Let's noteのアンテナ

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  キーボードは全面防滴仕様

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  標準バッテリと軽量バッテリの概要

　パナソニック ACVネットワークス社 ITプロダクツ事業部 テクノロジーセンター レッツノート統括 参事の坂田厚志氏は、「長く使える本物のモバイルパソコンを作った」と自信を見せた。

価格と発売日、主なスペックは下記のとおり。