ソニーは現地時間8月18日、ドイツのケルンで「Gamescom Expo」の記者会見を開いたが、新たな薄型の「PLAYSTATION 3」(PS3)以外にもさまざまな発表を行った。まったく予想されていなかったのだが、「PlayStation Portable」(PSP)やPlayStation Network(PSN)に関しても、数多くのアナウンスがなされている。
まずはPSNについてだが、米国時間9月1日に大幅なリニューアルが予定されている。新機能やより合理的なナビゲーションの追加が、今回のアップデートで実施される。「PlayStation Store」の新作リリースを強調表示する「What's New」タブには、XrossMediaBar(XMB)からダイレクトにアクセス可能となる。
また、PSPに関連した多くの発表も行われている。「PSP go」の発売と同時に、新たなバイトサイズのゲームシリーズ「PSP Minis」も米国時間10月1日にリリースされる。PSP Minisのゲームは、すべてが100Mバイト以下の容量に抑えられており、より低価格で購入できる。まずは15タイトルがPSP Minisのラインアップに並び、2009年末までに50タイトルがそろう予定である。
さらに、PSP向けには、12月に「Digital Reader」の提供が開始され、複数のコミックブックパブリッシャーによるコンテンツ提供が行われる。たとえば、Marvelは、(Digital Readerの)リリース当初から「スパイダーマン」「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」のコミックをそろえ、「Wolverine」「Captain America」「アイアンマン」や「ハルク」全巻なども後ほど提供する。他のソニーの電子ブックリーダーとの互換性や、さらなる電子コミックのパブリッシャーのアナウンスも、まもなく実施されることになっているという。
一方、ソニーは、9月に開催される東京ゲームショウにおいて、PS3向けのモーションコントローラに関する詳細を発表する計画を明らかにした。また、PS3向けの「グランツーリスモ5」を予約した人は、無料でポータブル版の「グランツーリスモPSP」をダウンロードできることも発表されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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