Appleの「MacBook Pro」のうち、回転速度が7200rpmの500Gバイトハードドライブを搭載する機種で、カチッという音の後にハードドライブが一時停止するという現象が起きていることは、数カ月前からユーザーらによって報告されていたが、Appleがこの問題の修正作業に取り組んでいることを明らかにした。
「われわれはこの問題を把握しており、ソフトウェアアップデートを準備しているところだ」と、Appleの広報担当であるBill Evans氏は米国時間8月10日、CNET Newsの取材に対して語った。ただし、ソフトウェアアップデートの公開時期については明らかにしなかった。
問題となっている現象は、本体からビープ音が聞こえた直後にハードドライブでカチッと音がし、MacBook Proが応答を停止するというものだ。応答停止時間は10秒ほどで、その後は再び正常な動作が開始されるという。
この問題が起こっても、保存していなかった作業を失う危険性のある強制再起動は必要ない。そのまま待っていれば、例外なく再び動作し始めるようだ。
この無応答現象は、何らかの特定の作業によって引き起こされているようには見えないという。Appleのサポートフォーラムに投稿されたユーザーらの報告によれば、これは完全にランダムな現象らしく、いつどこでどんな作業をしていたかには関係なく起きているようだ。
この問題の発生が判明しているのは、7200rpm、500Gバイトのハードドライブのみだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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