社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)は7月23日、2009年6月のPC国内出荷実績を発表した。新規出荷の4台に3台がノート型になっている。また、市場全体として回復の兆しがみられるという。
6月の出荷台数は69万台で前年同月比17.0%減。このうちデスクトップ型は同39.5%減の19万1000台、ノート型は同3.2%減の49万9000台となり、ノート型比率は72.3%に達した。出荷金額でみると、前年同月比30.3%減の665億円にとどまった。このうちデスクトップは同46.3%減の192億円、ノート型は同20.8%減の473億円であった。
2009年第1四半期(4〜6月)でみると、出荷台数は前年同期比11.9%減の197万台、出荷金額は同26.6%減の1945億円となった
市場全体の前年同期比は、台数、金額ともに直前四半期(1月〜3月期)を上回っており、市場全体として回復の兆しがみられるという。特にコンシューマ系のノート型が前年同期比8.7%増と引き続き好調で、モバイルノート型が牽引した。
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