Microsoftは、「Project Natal」によるジェスチャー認識を、「Xbox」だけではなく、「Windows」にも導入したいと考えているという。この情報は大いに信頼できる情報源、Microsoft会長Bill Gates氏からのものだ。
Gates氏は今週、米CNET Newsとのインタビューで、MicrosoftがXboxに追加しようとしているような、深度を感知するカメラを利用して、人々が自分のPC、ゲーム機、テレビなどをコントロールする世界について語った。
同氏は、Microsoftが研究施設で取り組んでいるテクノロジ全般について語り、「その中でも特に斬新な例は、この(深度感知)カメラに関するものだ。これは1年と少しのうちに実現するだろう」と述べた。また、この用途はゲームだけではなく、「メディア再生全般に利用できる。Windows PCに接続して、会議や共同作業、コミュニケーションといった場面でのやりとりにまでも利用できる」と語った。
これは、当初Microsoftの研究部門で始まったプロジェクトが、現在はXbox部門とWindows部門の両方で商業化が進められていることの1つの例だという。「Xbox部門とWindows部門の両方が大いに関心を示した。両部門が関心を示して以来、今ではそれをどのようにオフィスで活用できるかという考えが、よりいっそう具体的なものになりつつある。非常に面白いものだ」(Gates氏)
自分の身体を使ってデバイスをコントロールすることは、非常に理にかなっているとGates氏は言う。「とても大きな価値があると思う。自宅にいるときに映画、音楽、ホームシステムといった類のものをそのように管理できたらすばらしいだろう。これをオフィスで、Windows PCに接続して使えば非常に大きな価値があると思う。そのため、Microsoftの研究部門と製品部門では、非常に多くのことが進行中だ。今後数年間で起こるだろうコストの低下を利用できるため、やがてはほとんどのオフィス環境で導入されることになるだろう」(Gates氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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