PCの国内出荷金額は3割減、ただしモバイルノート型は好調

 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は6月24日、2009年5月のパーソナルコンピューター国内出荷実績を発表した。企業向けの需要の冷え込みは続いており、台数、金額ともに前年を下回った。ただ、ネットブックなどのモバイルノート型は好調だ。

 出荷台数は前年同月比17.9%減の54万9000台で、このうちデスクトップは同29.6%減の15万5000台、ノート型は同12.2%減の39万4000台となった。ただし、モバイルノート型だけをみると、同2.1%増の10万3000台と伸びている。 ノート型が全体に占める比率は71.8%となっている。地上デジタルチューナ内蔵PCは同2.5%増の2万9000台となった。

 出荷金額は前年同月比31.7%減の568億円。このうちデスクトップは同34.7%減の171億円、ノート型は同30.3%減の397億円であった。

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