Qualcomm製プロセッサとGoogleの「Android」OSを搭載したEee PC製ネットブックなら、Intel製「Atom」プロセッサとMicrosoftの「Windows」を搭載した多くのネットブックの代わりとなり得る。
ASUSTeK Computerは、Qualcommの「Snapdragon」プロセッサ上でAndroid OSを稼働するネットブックを台北で開催のカンファレンスComputexで公開している、とTweakTownが報じている。
QualcommのSnapdragonプロセッサをベースとした同ネットブックの出荷時期は明確になっておらず、ASUSも計画を発表していない(2009年後半だろうか?)。しかも、GoogleのAndroid OSが搭載されるとなると、さらに時期は分からなくなる。NVIDIA幹部のMichael Rayfield氏は、Android搭載ネットブックが市販されるのは2010年以降と予測している。
一方、明確なのは、これらネットブックがWindowsおよびIntel製品搭載機とは異なるということだ。Qualcommは、これらのマシンをネットブックではなく「スマートブック」と呼ぶ。3G接続を標準搭載し、常時接続や終日持つバッテリ寿命を可能にする点がむしろスマートフォンのようであるとして、関心を集めようとしているのである。
ComputexにおけるASUSのデモで興味深いのは、現行の同社ネットブックはすべてIntel製プロセッサを稼働している点だ。ASUSは、Snapdragonは非常に異なる技術のため、設計が別になることは確実と明らかに考えている。
このネットブックの他の仕様として、10インチのスクリーン、内蔵ウェブカム、各国で使用される全周波数でUMTSおよびCDMAネットワークをサポートするユニバーサルな3G接続が装備される点をIDG Newsは伝えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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