フリービットは3月11日、デジタルカメラなどの家電をPCに接続すると、内部に保存された写真や動画などのデータを自動的にウェブ上に公開する技術「ServerMan mini」を開発した。2月に業務・資本提携したエグゼモードの製品に対応させる考えだ。
デジタル家電の内蔵メモリや外部メモリの中にServersMan miniをインストールし、ネットワークに接続されたPCに接続すると、メモリ内のデータがウェブ上に公開される仕組み。ServersManは家電などの機器をウェブサーバとして動かす技術で、2月4日にはiPhone 3GやiPod touchをウェブサーバ化できるシステムを「ServersMan@iPhone」として公開している。
今回開発した技術は、PCを介する必要があるが、今後はデジタル機器を直接ネットワークに接続する計画。エグゼモードの製品にバンドルさせるほか、連結子会社であるDTIを通して販売する考えだ。フリービット代表取締役社長の石田宏樹氏によると、月額課金でServersMan miniに対応した家電をレンタルし、2年に1度ハイスペックモデルに取り替えるサービスなどを検討しているという。
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