「Gmail」が2時間半使用不能となった日の翌日、Googleはかねてからの約束どおり「Google Apps Status Dashboard」を始動させた。利用するオンラインアプリケーションが稼働しているかどうかをより適切にユーザーに伝えることを目的とする。
必要とするサービスに障害が生じた場合、何が起きているのか、どのような問題が生じたのか、いつサービスが復旧するのかといった情報が得られれば、ユーザーの不安は軽減され、より計画的に行動することが可能となる。SalesForce.comやAmazon Web Servicesなどのサイトはこれを目的として、自社サービスの稼働状況を示すダッシュボードを提供している。そして今回Googleも、これらのサイトに倣うことになる。
Google Appsセールスチームに所属するTessa Prescott氏は米国時間2月25日付けのブログ投稿において、「Google Apps Status Dashboardは、さらなる透明性を加えるものであり、特にわれわれのビジネスユーザー向けに便利なものになると信じている。また、わが社の一般消費者向け製品のユーザーにも関連するものである」と述べた。「ユーザーはこのStatus Dashboardにより、Gmail、『Google Calendar』、『Google Talk』、『Google Docs』、『Google Sites』、『Google Video for business』などの個々のサービスの現在のステータスを確認することができる」(Prescott氏のブログ投稿)
Gmailが使用不能となったこの間の障害については、Googleは問題の発見日時、修復状況、障害原因の詳細な事後分析に関する情報を提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス