日本ビクターは1月5日、32インチで薄さ7mm、重量5kgを実現する次世代薄型液晶ディスプレイ技術を 発表した。1月7日からラスベガスで開催されるCESにて参考出品される。
次世代薄型液晶ディスプレイは、テレビのレイアウトフリーを目指し開発されたもの。視聴空間の省スペース化や壁掛けをするには、薄さと軽さの実現が不可欠との考えから開発を進めたという。
独自の新光学システムと液晶モジュール構造により、次世代薄型液晶ディスプレイ技術を実現しており、日本ビクターによると32型で重量5kgの液晶テレビは世界最軽量とのことだ。
液晶モジュールは部品点数を従来製品の約10分の1に削減したほか、光源にLEDを使用することで、水銀レスを実現している。
同社では、今回の薄型・軽量化により、壁掛け、天吊りをはじめこれまでディスプレイが設置できなかった場所や位置へ設置できるとしている。
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