社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、2008年10月度の携帯電話およびPHS国内出荷実績を発表した。国内出荷台数は108万台で、前年同月比57.8%減と4カ月連続マイナスとなった。
このうち携帯電話は101万7000台で、前年同月比56.1%減とやはり4カ月連続マイナスとなった。この要因についてJEITAでは「10月は、夏モデルから冬モデルへの谷間の時期にあたる。また、ワンセグ対応製品がけん引した前年好調の反動もあるが、新販売方式によって、従来の価格より相対的に端末価格が上昇したことや、旧機種の安売りモデルがなくなり、一部で様子見のユーザーが見受けられる」としている。
ワンセグ対応製品は72万6000台で、前年同月比8.7%減。ワンセグ搭載率は71.4%となった。ワンセグ対応製品の累計出荷台数は、4363万8000台だ。
PHSは6万3000台で、前年同月比73.9%減となった。
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