Lenovoは、Netbook「IdeaPad S10」シリーズの2番目の機種「IdeaPad S10e」を教育機関向けにまもなく発売する。米国時間11月25日に、Lenovoの官公庁および教育機関向け販売チャネルを通じて出荷を開始する予定。このまま行けば、Instant On機能を有する初のNetbookとなる。Instant On機能は、Windows OSを最初に起動するという動作なしに、複数のアプリケーションが使用できるというものである。
IdeaPad S10eはDeviceVMの「Splashtop」アプリケーションを搭載する。このアプリケーションは、ASUSTeK ComputerがラップトップPCで提供している(不思議なことに「Eee PC」のNetbookでは提供されていない)。LenovoはSplashtopを「QuickStart」と名づけ、Windows OSとハードドライブを搭載したモデルで提供する(Linux OSとソリッドステートドライブを搭載したモデルはすぐに起動するのでQuickStartは必要ないということだろう)。QuickStart機能によって、ブラウザ、インスタントメッセンジャー、「Skype」、そして画像や音楽へのアクセスが可能になる。
IdeaPad S10eは、Intelの「Atom」プロセッサを標準で搭載し、80Gバイトのハードドライブまたは4Gバイトのソリッドステートドライブ、「Windows XP Home」またはNovellの「SUSE Linux」、3セルまたは6セルのバッテリを搭載。ソリッドステートドライブと6セルのバッテリのオプションは現時点でIdeaPad S10にはない。IdeaPad S10eはダークグレーのみの販売となる(IdeaPad S10は現在、白、黒、赤が販売されている)。
Lenovoによると、QuickStartはIdeaPad S10にも搭載されるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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